皆さんは「グレートデーン」と聞いてどんな犬を想像するでしょうか。
怖い?デカい?凶暴?
見た目だけだとそんなイメージを持つ方が多いかもしれません。
ですがそれは本当に外見だけのことで、実際は「優しい巨人」「犬のアポロ神」と言われているだけあって、とても温厚で穏やかで堂々としています。
もちろん、それはそのデンの個性や育った環境・躾によっても変わりますが、基本的な性質は一緒です。
今まで多くの犬種を飼育したり触れ合ってきましたが、グレートデーンは飼いやすい犬種だと思います。
ドッグランなどに連れて行くと、よく小型犬の飼い主さんに「うちの子が食べられる~」などと言われたりしますが、実際は逆に小型犬に追い回されて小さくなっていることの方が多いです。
グレートデーンには様々なカラーバリエーションがあります。
日本で認められている公認カラーはフォーン、ブリンドル、ブラック、ブルー、ハルクインですが、カラーによっても多少性格に違いが見られると言われています。
一般にフォーン系(フォーン、ブリンドル、フォーン系ブラック)は穏やかで慎重、比較的臆病な子が多く、ハルクイン系(ハルクイン、ハルクイン系ブラック)は活発でやんちゃ、好奇心旺盛な子が多い印象です。
どのカラーにするか、ご自分の生活スタイルや好みに合わせてカラーを選ぶのもグレートデーンの魅力の一つかもしれません。
グレートデーンに関わらず、どんな子でも最低限のマナーやトレーニングを入れることは飼い主の義務であると考えています。
特に日本は犬のしつけの面に関して間違った認識をしている方が多く、正しい知識を持って犬を飼っている方はほとんど見られないと言っても過言ではありません。
しつけをしないという事は周りの人の迷惑になるだけでなく、飼い主さんもワンちゃん自身も不幸にします。
特にグレートデーンなどの大型犬は、見た目の印象から簡単に悪い評判が付きやすくなります。
グレートデーンという犬種の全体的なイメージを下げる事に繋がりますので、責任を持って行動していただきたいと思います。
飼い方次第でどんな犬も猛獣になってしまうことを忘れないで。
ワンちゃんを幸せにしてあげるためにも、積極的に正しいしつけを学んで下さい。
当犬舎ではしつけやトレーニングのアドバイスにも力を入れていますので、お気軽にお声がけ下さい。